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ばね指を予防するには?

2020/10/08
「指が痛い」「指の関節が腫れる」「手がしびれる」「指が変形してきた」など、手の不調を訴える人が多くなってきています。
特に、「ばね指」は手を使うことが多い人なら、誰でもが起こりうる可能性のある指の障害なのです。
今回はその「ばね指」の予防方法を紹介します。
▼ばね指とは
ばね指とは、指の腱鞘炎の一種です。曲げた指を伸ばそうとすると、ばねのようにカクンとはじめてしまうことからそう呼ばれるようになりました。
■主な症状
・指の付け根の痛み・腫れ
・指のひっかかり
朝起きるときが最も重く、昼頃に和らぐことが多いです。しかし、悪化すると指が動かなくなったり曲がったままになる可能性があります。
また、更年期の女性に多く、妊娠や出産期の女性やスポーツをする人、指をよく使う職業の人、糖尿病、リウマチにもよく発生します。
とくに、親指・中指に多く見られます。
▼ばね指の予防方法
主な症状を紹介しましたが、ばね指にならないための予防策を解説していきます。
■予防①安静にさせる
ばね指になる原因は「指や手の使いすぎ」によって起こります。
そのため、手や指を安静にさせることでばね指を事前に防ぐことができます。
もし日頃からよく手を使うから難しい場合、1~2時間に一度、手を休めることが大切です。
安静にできなくても。こうしてまめに休憩をとることでばね指の予防につながります。
■予防②ストレッチを行う
予防①で安静させて1~2時間休憩をとる際、軽くストレッチを行うことでより効果的です。
部位ごとのストレッチ法
・指のストレッチ
1.指を手の甲の方向へ1本ずつそらしていく
2.その動作を2~3セット行う(ゆっくり行うのがポイント)
・手首のストレッチ
1.机の上に手を置いて、手首から指先までを机から離す
2.人差し指から小指までを、もう片方の手でつかみ10秒ほどそらす
3.反対の手も同様に行う
どこでも簡単にできるストレッチ法なので、「手が疲れたな」と思った時に試してみてください。
■予防③手や指を冷やす
指や手首に軽い痛みを感じたり違和感を覚えたら、すぐにその部分を冷やすようにしてください。
冷シップや保冷剤などで冷やすことにより、指の炎症を抑えることができます。
もし、保冷剤で冷やす場合は、冷傷にならないようにタオルなどでくるんで行いましょう。
■ツボ押し
指や手に痛みを感じた場合、痛みを和らげるのに効くとされるツボを押してみましょう。
▼予防してばね指を未然に防ぎましょう
ストレッチなどで予防することで「ばね指」になるのを未然に防ぐことができます。
ぜひ、予防方法を参考にしてみてください。