ばね指の治し方や湿布方法は?
腱鞘炎(あけんしょうえん)やバネ指は、手を使うことが多い人なら、
誰もが起こす可能性のある指の障害です。
ばね指って何?と思われる方のためにばね指の症状とばね指の改善方法について紹介したいと思います。
▼ばね指とは?
指の腱鞘炎の一種で、曲げた指を伸ばそうとすると、
バネのようにカックンとはじけてしまうことを言います。
主な症状は、指のつけ根の痛みや腫れ、指のひっかかりなどです。
症状は朝の起きた時などが最も重く、昼ごろになると和らぐとが特徴です。
しかし、悪化すると指が動かなくなったり、曲がったままになってしまいます。
症状が現れたら、整形外科を受診するのが大事です。
バネ指はよく手を使うスポーツや、趣味、指をよく使う職業の人に多いです。
じかし手を使う人だけでなく、糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生する
症状とも言えます。
親指、中指に多く、薬指や小指、人差し指にもよく見られます。
▼効果がある湿布のやり方
良く使う指なので痛みが続くと生活に支障がでてしまいます。
上記でバネ指は朝の症状が重いのが特徴です。
それを予防する方法を紹介したいと思います。
①モーニングアタックの回避
起床時、ばね指になっている指を、無理に伸ばさないことが最も重要です。
ばね指では、強く指を握ることで、コブ(結節)が靱帯から飛び出てしまいます。
日中は意識することで、強く握らず、ばね指にさせないことに、心がけることができます。
それを防ぐために寝る前に、指が曲がらないように、患部に冷湿布を貼って、寝るだけです。
湿布でなくても外側(指の甲側)に、テープを貼っても大丈夫です。
ばね指の状態では、痛くなくても、潜在的に、炎症が有ると考えられます。
湿布やテーピングをうまく活用して朝のバネ指を少しでも改善できると
いいですね。
しかし、湿布をしたからと言って症状が緩和されない場合もあります。
注意したいのは患部を温めすぎないことです。
むやみに温湿布をしたり、お風呂で揉んだりするのは、
やはり、自分で傷(炎症)を強く、大きくコブを育てているのと同じことです。
痛みがひどい場合には症状に合わせた治療も必要です。
湿布で痛みが和らぐ場合はいいですが、痛みや症状が悪化する場合には
専門の治療院を受診することをおすすめします。